ありふれた奇跡
[第8話]
藤本(陣内孝則)の働いている住宅展示場に加奈(仲間由紀恵)がやってきた。住宅を見学にきた客のフリをしながら、2人は翔太(加瀬亮)との関係や里親について話しをする。02/27放送
相変わらず翔太は落ち込んでいた。それを心配する重夫(風間杜夫)や四郎(井川比佐志)。
重夫は喫茶店に朋也(岸部一徳)を呼び出した。朋也が喫茶店に行くとなんと重夫は女装しているではないか。なんとか翔太と加奈を応援したい重夫。そんな重夫に朋也は「子どもができないのは翔太のせいだ」と言い出した。そして、加奈が“養子・里親のパンフレット”を持っていたことを話す。
ビックリした重夫は、元妻・律子(キムラ緑子)に真相を探らせた。すると、どうやら朋也の話がおかしいことに気づく。重夫は思い切って加奈と話をすることに…。
それからある日、重夫と加奈は「妙」で会う。重夫は加奈に「翔太との結婚の可能性」をたずねるが、加奈の答えは「ありません」とキッパリと言い切る。さらに、重夫が誤解していることに気づいた加奈は、子どもができない原因が自分にあることを伝えた。
翌日、出勤前に加奈は桂(戸田恵子)を起こして居間に呼ぶ。ところが、朋也も静江(八千草薫)も起き出してきてしまう。結局、家族全員に子どもができない原因が自分にあることを話してしまった。
ちょうどその頃、仕事現場に行こうとしていた翔太のところに重夫がやってきて、「親に反対されても、加奈を決して諦めることはないぞ」と声をかけた。
一方、静江はずっと落ち込んでいた。ちょっとすると涙が止まらない…。翔太や四郎に対しても「ひどいことを言ってしまった」と反省する静江は、ひとり田崎家にお詫びに出かける。
田崎家には四郎がいた。静江は「子どもができない理由は加奈のほうにあった」ことを四郎に告白し詫びる。四郎は和やかに話を聞きながらも、子どもができない女性は孫の嫁にはできないと言い切り、「今度はこっちがお断りです」とキッパリと言ってしまった。
それを聞いた静江はその場に崩れるように倒れてしまう。
静江は救急車で病院に運ばれる。ただの貧血でたいしたことはなかったが、静江のところに来た加奈に四郎は「とても残念だ…」と言い、翔太との結婚には反対だと伝えた…。
03/19
第11話
03/12
第10話
03/05
第9話
02/27
第8話
02/19
第7話
02/12
第6話
02/05
第5話
01/29
第4話
01/22
第3話
01/15
第2話
01/08
第1話
キャスト
中城加奈 / 仲間由紀恵(なかまゆきえ)業務用厨房機器を販売する会社に務めている女性。
販売すると言っても一台一台売って回るわけではなく、業界関係者を正体して、大量の調理ができる機器を使用してクッキングライブにてプレゼンテーションをするのが彼女の仕事だ。
常に笑顔で明るい毎日を過ごしているように見える彼女だが、実は誰にも言えない秘密の過去を抱えているのであった。
そんな彼女がある日、駅で自殺しようとしている男を止めたことがきっかけで、彼女の秘密が徐々に紐解かれようとしていた。
田崎翔太 / 加瀬亮(かせりょう)
建物の外壁塗装の仕上げを行う左官職人と呼ばれる仕事をしている男。祖父の四郎の下で工事現場などを渡り歩く毎日を送っている。
この男も誰にも言えない心に大きな傷を抱えていた。
そんな彼があることをきっかけに、同じような境遇の加奈と出会い、
人生に大きな変化が現れるのであった。
中城桂 / 戸田恵子(とだけいこ)
加奈の母で、普段は自宅の一室にて人形教室を開いて生徒を集めている。
展示会もよく開催しており、常に展示会に向けての準備に追われているといった感じである。
社交的の当たり障りのない性格だが、姑の静江には何かと気を使わされている。
最近は加奈の様子がおかしいことに気がついてきていたものの、
その理由に全く検討がついていないといった様子である。
中城朋也 / 岸部一徳(きしべいっとく)
加奈の父でごくごく普通のどこにでもいるサラリーマンといったところ。
性格ももちろん穏やかで人と争うことを好まない平和主義者である。
そのためこれと言って説明する特徴もない。
中城静江 / 八千草薫(やちぐさかおる)
加奈の祖母で加奈たちと一緒に暮らしている。
年齢が年齢なだけに自身の老いは感じているものの、常に行動的で楽観的で老後を楽しんでいる女性といえる。
加奈とは友人のように仲がよい。
そんな静江だが、実は加奈の知らないところで翔太と知り合っていたのである。
果たしてこれは偶然なのか。
田崎重夫 / 風間杜夫(かざまもりお)
翔太の父で家業の左官業を継がずに市の関東水道局に勤務している。
5年前に妻と別れて以来、翔太は田崎家で男に囲まれて育ってきた。
そんなある日、出て行った妻が突然重夫の目の前に現れた…。
藤本誠 / 陣内孝則(じんないたかのり)
加奈と翔太が出会うきっかけを作った男。
きっかけと言っても決していいものではなく、自殺しようとしていたこの男を2人が引き止めたのであった。
しかし、誠は2人に対し自殺なんてこれっぽっちも考えてなかったと否定。
自殺は考えていなかったが、どうやらこの男にも誰にも言えない秘密の過去がありそうだ。
神戸幸作 / 松重豊(まつしげゆたか)
左官職人として働く男で、普段は翔太の先輩として指導をしている。
現在は北海道に家族を残し、単身で東京へ出稼ぎに来ている単身赴任。
人と交流を持つことをあまり得意とせず、毎日黙々と仕事をしている江戸の職人気質を持つ男である。
ありふれた奇跡特集ページ
ドラマコーナー
ドラマ一覧
サイトのご案内へ
無制限99円 取り放題[TOP]
JASRAC許諾番号
6834131007Y41011
Blau
6834131007Y41011
Blau