ありふれた奇跡
[第11話]
03/19放送

「お腹が痛くてトイレに行きたいので5分だけ預かってください」と、若い女性から赤ちゃんを預かった加奈(仲間由紀恵) と翔太(加瀬亮) 。しかし、20分経過しても女性が戻ってくる気配がない。

そのうち赤ちゃんが泣き始めたため、翔太は育児本を買いに走り、加奈がミルクをあげたりオムツを交換したりして、赤ちゃんお世話を焼いていた。
それから2時間が経過した。「警察に届けよう」という翔太に、加奈は「もう少しこうしていたい」と答える。

日が暮れた頃、藤本(陣内孝則) と権藤(塩見三省)がやってくる。翔太が助けを求めたのだ。「一緒に警察に行こう」権藤に促されるように歩き出し、ビルを出ようとしたとき…入り口に赤ちゃんを預けた女性(末永遥)が立っていた…。

一人で赤ちゃんを育てる自信がなくなったその若い女性は、加奈たちに赤ちゃんを託して逃げたのだった。しかし、赤ちゃんを捨てた事を反省し、こうして戻ってきたのである。

その後、加奈と翔太はホテルへ宿泊する。しかし、慣れない子育てに疲れた加奈は、翔太がシャワーを浴びている間にベッドで寝てしまった。
朝、加奈に起こされた翔太。カーテンを開けると、眩しいほどにオレンジ色の朝日が二人に降り注ぐ。
涙を流す加奈を翔太は優しく抱きしめた…。


そんなある日、律子(キムラ緑子) のアパートを桂(戸田恵子) が訪ねてきた。
加奈が翔太を愛していて結婚を望んでいるとわかった桂は、翔太の母親・律子に会いに来たのだ。

親同士の付き合いを心配している桂に、律子は、自分は田崎家を出た身だから、そんな心配は無用だと笑い飛ばした。

その頃、朋也(岸部一徳) と重夫(風間杜夫)は喫茶店で密会していた。加奈と翔太が結婚して、女装癖をやめるべきか相談していたのだ。しかし、「女装は秘密だからこそ楽しい」という意見で一致。協力し合って一生隠し通そうと決めた。

田崎家では別の問題で四郎(井川比佐志)が怒っていた。四郎のところで古くから働いている職人・神戸(松重豊)が「家族を東京に呼び寄せるから母屋の一室を貸してもらえないか」と相談を持ちかけたのだ。
「家がのっとられる」と考えた四郎は、「そんな話はなしだ」と相手にもしない。
夜、神戸から四郎の話をきいた翔太は、今までに無いような怒り方で四郎に反発する。「もっと人を信用して心を開くべきだ」「神戸さんに謝れ」と四郎に訴えた…。

それから少し経ったある日、中城家と田崎家がレストランで顔を合わせていた。
結婚を頑なに反対していた四郎の提案で集まったのだ。

全員の前で、四郎は立ち上がって話し始める。
先日、別の件で翔太に言われた事が心に響いたという。
そして、引きこもりの翔太の成長は、加奈さんのお陰だと感謝を述べた。
そして四郎は二人の結婚を認めるのである…。

その後――

四郎の家には神戸家族が居候を始める。
静江(八千草薫)は、桂から人形作りを習い始めた。
朋也と重夫は、今でもこっそり女装を楽しんでいる。
藤本は、この前赤ん坊を捨てた親子を見守っていた。

そして、加奈と翔太は、いつものように一生懸命仕事に励んでいる…。
《完》


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01/08 第1話

キャスト
中城加奈 / 仲間由紀恵(なかまゆきえ)
業務用厨房機器を販売する会社に務めている女性。
販売すると言っても一台一台売って回るわけではなく、業界関係者を正体して、大量の調理ができる機器を使用してクッキングライブにてプレゼンテーションをするのが彼女の仕事だ。
常に笑顔で明るい毎日を過ごしているように見える彼女だが、実は誰にも言えない秘密の過去を抱えているのであった。
そんな彼女がある日、駅で自殺しようとしている男を止めたことがきっかけで、彼女の秘密が徐々に紐解かれようとしていた。
田崎翔太 / 加瀬亮(かせりょう)
建物の外壁塗装の仕上げを行う左官職人と呼ばれる仕事をしている男。祖父の四郎の下で工事現場などを渡り歩く毎日を送っている。
この男も誰にも言えない心に大きな傷を抱えていた。
そんな彼があることをきっかけに、同じような境遇の加奈と出会い、
人生に大きな変化が現れるのであった。
中城桂 / 戸田恵子(とだけいこ)
加奈の母で、普段は自宅の一室にて人形教室を開いて生徒を集めている。
展示会もよく開催しており、常に展示会に向けての準備に追われているといった感じである。
社交的の当たり障りのない性格だが、姑の静江には何かと気を使わされている。
最近は加奈の様子がおかしいことに気がついてきていたものの、
その理由に全く検討がついていないといった様子である。
中城朋也 / 岸部一徳(きしべいっとく)
加奈の父でごくごく普通のどこにでもいるサラリーマンといったところ。
性格ももちろん穏やかで人と争うことを好まない平和主義者である。
そのためこれと言って説明する特徴もない。
中城静江 / 八千草薫(やちぐさかおる)
加奈の祖母で加奈たちと一緒に暮らしている。
年齢が年齢なだけに自身の老いは感じているものの、常に行動的で楽観的で老後を楽しんでいる女性といえる。
加奈とは友人のように仲がよい。
そんな静江だが、実は加奈の知らないところで翔太と知り合っていたのである。
果たしてこれは偶然なのか。
田崎重夫 / 風間杜夫(かざまもりお)
翔太の父で家業の左官業を継がずに市の関東水道局に勤務している。
5年前に妻と別れて以来、翔太は田崎家で男に囲まれて育ってきた。
そんなある日、出て行った妻が突然重夫の目の前に現れた…。
藤本誠 / 陣内孝則(じんないたかのり)
加奈と翔太が出会うきっかけを作った男。
きっかけと言っても決していいものではなく、自殺しようとしていたこの男を2人が引き止めたのであった。
しかし、誠は2人に対し自殺なんてこれっぽっちも考えてなかったと否定。
自殺は考えていなかったが、どうやらこの男にも誰にも言えない秘密の過去がありそうだ。
神戸幸作 / 松重豊(まつしげゆたか)
左官職人として働く男で、普段は翔太の先輩として指導をしている。
現在は北海道に家族を残し、単身で東京へ出稼ぎに来ている単身赴任。
人と交流を持つことをあまり得意とせず、毎日黙々と仕事をしている江戸の職人気質を持つ男である。

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